♪ クラスでの様子 ♪
この学校では 「シンボル」の 「カード」を使う事をとても重視している。 「シンボル」とは 絵に描かれた
サインの事で、会話によって コミュニケーションが取れない子供も 「その絵」を指差して 自分の思いや
したい事を≪伝える事≫ができるという役割がある。幸希も サイン・ランゲッジ（マカトンサイン）などを勉強
していたことがあったが、言葉が出てきたので 言葉による コミュニケーションの方を重視するようになって
いき 今は 私も余り詳しくないのだが…。 この学校での アプローチは 「誰」が「何」を 「どう」 なのか
３枚のカードを使って伝える。 「Koki」 「wants」 「 Balloon」. 一番ベーシックな文章である。
「僕は風船で遊びたい」の 3枚を選び文章にして並べる。たとえ、できなくても 先生は必ず復唱する習慣があり、
アナ先生が言うには 「伝えようとする能力が 頭の中で 進歩していけるために…」という理由からなのだそう。
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