ご訪問 ありがとうございます。HP作成のきっかけは「離れて暮らす身内に向けて」でしたので、内輪の話が多く、
思いが重過ぎたらごめんなさい。このHPは2003年10月4日に初めて公開しました。当時、子ども達は4歳と3歳…。

「ぼくは6歳の兄、幸希 こうきです。私は妹、亜希 あきです。2人とも名前に「希望」の「希」がついているのは、
パパの名前から「希」の 1文字を もらったからなんですです」…こんな風に、書き始めました。あれから8年……。
インターネットを取り巻く環境もとても変わりましたよね。この時はblogもmixiもtwitterもない時代…htmlで更新…。

当時、障害を持っている…とわかった息子と年子の娘を育てつつ、日々感じる事、忘れたくない事がたくさんあり、
何らかの形として残したい…と思っていました。が、…まさか、自分がHPを作るとは思いもしていませんでした。


 





↑ 大阪市 淀川 の 河川敷です。 年賀状の写真かなんかを写しに行ったと思う。幸希 4歳 亜希3歳

幸希との生活はいわいる「普通の子育て」とは全く違ったものだったと感じています。これからもそうなのでしょう…。
それは在胎28週の時に感染症による『緊急帝王切開』という 異常な形の出産、そして仮死状態から始まった人生…。  


HPを作成しようと思いついたのは 思い起こせば、2001年でした。幸希の3歳の誕生日にパパにアップしてもらおう。
そんなつもりでいました。3歳になると障害の有無がはっきりする。私の心にもケジメがつく。そう信じていたのです。

ところが実際、障害があると判明した時、その事実を頭で理解できても心が着いて行けない日々が続いてしまいました。

色々なことがありました。友達や身内、遠まわしに色々と尋ねられることもある。うまく言いたいけど、伝わらない…

もどかしい。本当はもっと仲良くなりたいのにな…説明が面倒だ…どうせ、言ってもわかってもらえないだろうなぁ… 

何から書けばいいのかなぁ…。かいつまんでまとめようとしましたが、何もかもが今に繋がっている事に気づきました。
どれも削れない一瞬一瞬と、流した涙や悩んだ日々、多くの喜びに満ちていて、それが今の私達を作ってくれている…。

そんな気持ちと向き合ってhtmlでひたすら綴りました。障害を持つお子さんの親御さんの涙が少しでも晴れますように… 

  2010年 2月26日 再校正しました。 

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