・・・・・ 栗 の 渋皮煮  (-_-;)・・・・・・・・・


なぜ タイトルでこんな渋い顔をしているかというと・・・・ついに来た・・・という感じの 渋皮煮なのです。
春は いかなごから始まり・・・秋は 栗・・・の うちの母。
秋になると たくさんの栗に 台所は占領されるのであります・・・ 桶に ぷかぷか浮かぶ 栗たち・・・
渋皮煮を作る時、母は とにかく 赤ちゃんの様に栗を扱っていました。 
まだ 実家にいた時は、たわいもない お喋りの間も 母は栗を包丁で剥きつつ 喋っていたものです。
綺麗に 綺麗に皮をむいて渋皮を傷つけたら 煮崩れるので台無しです。そんなわけで 「雑な私には ムリ♪」と 敬遠 敬遠 ♪逃げの一手よ〜♪
昨年は 游書でご一緒の  フレンチの先生の 里實ちゃんから 渋皮煮を頂いたし・・・さすがに綺麗で 美味でした♪
「栗は 頂くもの★」と思っていたが・・・
・・・母と離れた今年・・・広島に住む 叔母から 栗が 送られてきました。 ゆで栗にして 食べていたのですが
こんな 呑気な私でさえも 「ゆで栗にするにはもったいない・・・もう やるしかない・・・・」やるっきゃない!
決意の渋皮煮の始まり〜。 って たいそうかなぁ〜・・・ それ程 難しい・・私の友人は 「マロンクリームになっちゃった(>_<)」そう。
















↑ 左:なんだか 私がお料理していると 工作チックなんですよね〜・・・使いやすい包丁を吟味しつつ。ちょと切れ味の悪い和包丁が グ〜♪

中:渋皮に傷がつかなかったものは 渋皮煮に。傷がついたものは 栗ご飯用。

右:重曹を加え、煮ます。こんな チクチクする 皮を頂くとはな〜・・・





















↑ 左:アクですよっ アク! ひえ〜真っ黒だ。30分 静かに茹でる。

中:綺麗な水にとり4〜5時間置く こと 5回。と聞いたが 半日とか 1日とか放っておいた日もあった・・・これは 煮る直前の かなり アクが抜けて綺麗な状態のものです。

右:砂糖を入れて 静かに炊き、冷ます こと 5回位だったかな〜 栗が つやつやふっくらと して来ます!! 魔法のようです・・・
殺菌した容器に入れて 1週間位 置いたら 味がしみこんで行きます。 食べ頃です。お正月まで とっておいて おせちの一品にもなります。
ええと ブランデーを加えると またいいお味ですが ないので 入れませんでした。







左:たくさん作って 失敗したら悲しいので 15粒だけ作りました。
器:亡くなった祖母のもの。ホントに骨董だと思う。勝手にもらった・・・

右:では 頂きま〜す★  
来月 実家に行くので 母にも持参します。 お初を食べてもらおう〜っと★
漆器:苦楽園 『 銀屋 』 にて 
茶器:茶器ではなくて 京都 紫の源水の 水羊羹の器だったのだ!



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