・・・・・・・・・・超おのぼりさん シドニー日記 -Part 3 ・・・・・・・・

2月14日 土曜日

13日の金曜日の翌日は、バレンタインデーで、なんか シドニー中、華やいでいた。
こちらの女性は 結構 強いので バレンタインと言っても、男性が女性を、食事に誘う、そういうスタイルだ。

そうそう、昨日のページに書き忘れたけど、悪魔は亜希にも とりついた様で、亜希はホテルの部屋に、
入るやいなや スーツケースを乗せる台の上に、乗って遊んでいた所、頭から落ちた。
下は厚いカーペットだが 「ビタ〜ン!!」という音がした。
かなり痛かったらしい。こぶができたのだが、そのうち、左目の周りが、「明日のジョー」のように丸く、青くなってきた。

ま、こんなんは、笑い話だが。

コードを忘れるような オマヌケ嫁に夫は 何も言わなかった。偉いな〜 私だったら 結構クソミソに言う。

さて、今日は、亜希のリクエストで動物園に行きたいとの事、昨日の 雰囲気を吹き飛ばすごとく、行く事にした。
タロンガ動物園は、ホテルの近くから湾をはさんで 対岸にある。
ホテルから、最寄でもあり、フェリーの船着場でもある、サーキュラー・キー駅(丸い湾という意味)から フェリーに乗る。
この駅は、電車の駅もあり、またオペラハウスにも一番近く、ホント、すぐ、そこに見えていて、なんとも豪華な駅である。














↑:住む地区によって、このフェリーで通勤という人も珍しくありません。
中:外、中、2階にも席がある。外に見えるのは、シドニー湾停泊中のクイーン・エリザベス2世号・・・でかい・・・
右:10分で対岸に到着。目の前は動物園♪ あっという間に、また 帰って行った。 
こういう路線が 5つの埠頭から13路線ある。 ちなみに、バスや電車と同じく 公共機関で、もちろん 車椅子も たたまずに 乗り入れ可能。















左:この金網の扉の向こうに、身障エレベーターがあります。

さて、行くわけやけど、入場の際に、朝、マクドナルドでもらった風船を没収された。
動物が興奮したり、しない為らしい・・・すぐに意味が理解できなかったxxx

中:この広大な 動物園は 山、ひと山にあるって感じで、まず 一番上まで ロープウェイで登るんだけど、バギーを、
たたまなくても 乗れるサイズ。これが車椅子だったら どうかな・・・ちょっと 判らないんだけど・・・。
その上、係員がいて、その人がバギーを乗せてくれる。
電車やフェリーの駅でも一緒だったけど 必ず、係員が駅でも 車椅子用の出入り口を開け閉めしてくれた。
右:コアラコーナー。コアラは繊細な動物で、夜行性、昼は寝ている。 コアラを抱いて、写真を撮るのに お金がいるし長蛇の列だったので パス。でも 抱かしてやったらよかったかな・・・・















↑左:カンガルーは 触る事ができます・・・っと!順番守れよっ!亜希!・・・ってな感じで 始まった動物観察。 
ここは やはり 歩いていると 海やcity方面も見えるし、大人が来ても充分 楽しい。
値段は大人25ドル。子供10ドル。4人家族では割引適用で、 65ドルになった。日本の動物園よりは 少し高いが、この完成度の高さからすると 値段は高くないのかもしれん。 

中:花も綺麗な花がたくさん 植えてあります。 
右:しかし・・・・とっても 暑いのなんのって・・・・アイスを食べた。















↑右:この殿方を見て、「出た!」と思ったんだけど・・・
 明らかに 麦わら帽子の 四隅と、後頭部を はさみで切ってある。
きっと 頭を全部 覆っていたら 暑いからという理由で 切ったのであろう。
熱心に猿の観察をされていた。貧乏で、ぼろいわけではないと思う。















左:チャッツウッドという町に来て、ショッピング・センターに行った。
昔 住んでいた所で、ホテルからは 結構遠い。オペラハウスの近所に
ハーバー・ブリッジという橋があったのを 画像でもご覧になったと思うが、あの橋を渡って、 北は ノース地区(北部)と言って、
殆どが住宅街になる。

ホテルなんかのほうは 「city」と、書いてきたが、家はなく、あったとしても マンションのみ。

左:K-mart で、亜希のサンダルなどを購入。

さて、もう午後も2時前、ちょっと ばててきたし、キリンなんかは見ていないけど、夕方、約束があったので 動物園をあとにする事にした。
もし PCのコードを、どこかで売っていたら買おうかと考えた。 
どこに「ヨドバシ」みたいなんがあるんか・・・?

以前、住んでいた町に行って見よう。動物園から 少し 西に行った所だし。 
ちょっと ピアーズ・ブロスナン風の運転手のタクシーで15分位走ると 着いた。 
しかし ここもずいぶんハイカラ化している。チャイニーズの資本がずいぶん 入っているのか・・・
ソレ風の店が増えていたし、「ニュージーランド・アイスクリーム」と掲げつつ店員は 皆アジア人だ。
幸希が、出発して以来、大好きなご飯を 口にしていないもんで、チャイニーズのフードコートで なんか ドーナツのような、から揚げ・・・? とライスを食べている。



















パソコンは皆 どこで買っているのだろう?と思うくらい、見なかった。
結局、もうホテルに帰ったほうがいい・・・そんな時間になった。

大通りに出よとすると、ちょうど、見覚えのある路線番号のバスが 停車してたから、反射的に飛び乗った。

シドニーのバスは、市内を網羅しているのだが、その路線は 幾百と たくさんある。

時間通りには来ない、(少なくとも 私のいる頃は)アナウンスはない、料金が先払いであるにも 関わらず、
料金表はなく、 ドライバーに 「何町の ドコソコの 何々ストリートのとこまで」とか言ってお金を払う。
そして、その辺に差し掛かったら、 ベルを鳴らして 降りる。そういう スリリングな 市バスなのだ。
でもタクシーより安いし、天気もいいし♪ 私の住んでいた家の前を通った。(画像 左)

駅近、バス停近、ショッピングセンター近 で昔で1週間 200ドル。当時 豪ドル 114円。
バブル絶頂期で、芸能人・野球人・日本企業は、こぞって オーストラリアに来たり、千昌男が ホテルを買収したりしていた。

中:只今 ハーバーブリッジを 渡り終え、city 方面に向かう。オーストラリアは イギリス圏で左側通行。これは 振り向いてバスの後ろの窓から写したトコロ。
右:バスの車窓から。こういう通勤景色ですよ〜 こちらは。
さて。それから ホテルに帰り、大急ぎで身だしなみを整え5時半に、人と待ち合わせだった。
それは ネット上で知り合った人で 初めてお会いする。 出会い系ではない。

シドニーで 住まれているUさん ご家族。 
シドニーに行くまで 特に私は幸希の学校関係がすごく心配で色々 調べていた。
正攻法では とても、理解できず、3日間ぐらいず〜っと シドニーに関する 掲示板を 読みふけっていた。 
人々のちょっとした 私語、やりとりから 人を 観察して、2人の人を見つけた。

そのうちの 1人の方とは 出発前迄に、「お会いする」計画には 至らなかった。

そして、あとの、お1人が、このUさんの奥様。 あまり彼女の事を、勝手に私が言うわけにいかないのだが、
私が昔 していた仕事と同じ事をなさっている。
しかも HPを拝見するに とても 真剣に取組まれていた。 直感。
それと、なんか 縁を感じて 思い切って 色々お尋ねをしたり、その上、お会いできるとの事。

ホテルにお電話を下さって、レストランの相談までしてくださった。恐縮 汗。
レストランは、日系の焼肉屋さん シーフードもあった。
そこに Uさんご夫妻 とお嬢さん 15歳。

ご主人は、とてもフランクな方で、シドニーで起業されている、とても 物知りな感じの方。
お嬢さんは、香港〜シドニーとずっと現地の学校に通学されているという事で、始めは
少し「ウッ・・・てごわい」と思ったけど、それは間違った印象だけで・・・

クールでスマートという言葉がピッタリ。 なんつったって、「ラスト・サムライ」を見て
感動したと言うのですよ。殆ど日本で暮らしていないのに。
英語はもちろん 日本語も完璧。日本語を話してても 外来語なんて使わないからね・・・

初めてなのに 食事・・・・なかなか 日本では考えにくいシチュエーションだが
楽しく食事をしながら、本当に たくさんの事を教えて頂いた。 お嬢さんは ずっと亜希の相手をしてくれながら・・・

焼肉だけでは なんだか物足らなく、その後 ホテルのバーで 何時間もワインを飲みながら 色々と話した。
しかも Uさんには 日本にいる時に、コンサルタントも紹介して頂いていた。

ずっと 飲んでいて バレンタインの花火が オペラハウス周辺であがっているなんて事は 帰国してから妹に聞いて知った。

よかった よかった♪と部屋に帰った。今日は さすがに、悪魔も 笛をふけんだろう〜・・・
が、悪魔に好かれる 私・・・モーレツに気分が悪くなった。
「おえ〜〜〜」

極度に緊張もしていたし・・・・ たくさん飲んだせいか・・・?

後で 聞くところによるとUさんの奥様も、同じくで きっと生のオイスターのせいだったかも・・・・


Next.....Home