・・・・・・・・・・超おのぼりさん シドニー日記 -Part 7 ・・・・・・・・
2月17日 火曜日
さて・・・今日は またまた緊張のるつぼ・・・コンサルタントに会う日である。
cityの ビジネスの中心地、大阪で言う所の、北浜のようなトコ・・・
マーティン・プレイスという所・・・駅でいえば、2駅、いつもと
同じような活動距離・・・に、午後2時である。
ん〜〜なんとも中途半端な感じ・・・・
朝の出発時に、先ほど、ホテルのページに書いたような セーフティ事件が勃発して
少し 朝からめまいを感じていた私は、スターバックスでコーヒーを飲んだ。
スタバの店員は大変 チャキチャキしている。これもアメリカ・ナイズってとこか・・・
他にも外資のコーヒーチェーンは目立っていた。以前は、おやじさんがやっているコーヒーショップのような
お店も多かったが・・・
(イタリアで言うバールのような店)
スタバでは、 亜希は コーヒーを混ぜる棒で
ハエを追いかけていて、外国の人たちの失笑を買っていた。
詳しい様子は、 ★東洋的子供のページへ★


さて、またブランチか。マーティン・プレイスと、チャイナ・タウンは近い。
よし、また、マリー・ゴールドで飲茶や。
昨日は 粉物ばかり 食べ過ぎて、少ししか食べられなかった。
肉マンとか、米の粉の 蒸し物とかに、つい目がいってしまったが・・・・ 今日は 他のものにしよう・・・・とか言いつつ、到着。
例の女主人が「ワ〜オ★」と亜希を エスコートしてくれるxxxxもちろん今日も 椅子は重ねて・・・・
その後の事件に関しては、同じく「東洋的子供」のページをご覧を。
今日はビジネス・アワーのランチタイムと重なって すごい人。400席あるんですよ・・・
食事の後、その辺りは マーケット・プレイスと言って 中華やお土産のお店が色々あるので
少し 時間をつぶすためにぶらぶらした。
スーパーもたくさんある。やはりアジア生活圏は、バリアフリーの意識が低いのだろうか・・・
エスカレーターはあっても リフトがなかったり、スーパーに下りる 10段ほどの階段があったり、通路が
狭かったりした。


↑左: アジアのスーパーで・・・カタカナで「スーペー・マーケット」と書いてあった。
中:あの中二階は、なんだ? とズーム・・・ぎえ! 蟹と アワビが・・・しかも特大・・・・うえぇ〜〜〜
右:やはり フルーツの王様、ドリアンが・・・匂いが、うえぇ〜〜〜・・・


↑左:かわいそうに・・・こんな風になって・・・甘辛く煮て、食べられる・・・涙・・・
結構、プルン、シコシコで、昔は 食べた事があるのですが・・・今回はパス。
血も豆腐にするし・・・うえぇぇ〜〜 (多分、豚の血だと思う。これも昔食べたが、結構キツかった。)
中:魚屋にて・・・これを豊富な海の幸というのであろうか・・・
右:フツーの肉屋さん。 5ドル99セントとかって見えますよね?羊。牛。鶏。豚の順に値段が高く、豚の薄切りが ない。
お好み焼きを作るのに困りますな。
そのかわり、さすが、移民国家、羊の 脳みそなんかも 売っている。白色トレイに、整頓されて 並べられている脳みそって・・・うえぇぇぇぇ〜〜
ちょっとお肉の色が悪く見えるのは、ケースに入っている為。魚はそのままの色彩。


さて、それでは そろそろ移民コンサルタントに行くか・・・
今回の旅の大きな目的は、Uさんご夫妻に移民や教育事情のお話を
お聞きする事(2日目に終了)
そして、このコンサルタントに来る事だった。
幸希の学校も 色々調べたりしたのだが
日本人学校は、現在、知的障害児クラスがあるだけで、将来的に、ニーズがあれば、
肢体不自由児クラスを作る事も考慮に入れるという話をメールで聞いていたので
「ラッキー★もらった」と思った。
わざわざ、ここから、とっても 遠い日本人学校に、見学に行く事もなかろう・・・
他、現地の学校、養護学校、療育園・・・これも 私達が移住できたとしても どのような形で、そこに関わって、どういう
サービスを求めたいのか・・・
その方向性がまだ見えていない。だから 何はどうだ と聞く事も
こっちの思う所も、伝えるものが私の中には なかった。
そして、一番かんじんな事。外国では、居住ビザの内容で、受けられる福祉は全くかわる。
今、自分達の地位も はっきりしない、そういう状態で
見学というのも 順序が違う。
ま、そんなこんなで 色々思うところがあって・・・怠けたわけでもないんやけど・・・って事で・・・今日が最後の大仕事。
↑左:このような・・・ビジネスの中心地にある オフィス・・・びびっちゃう・・・
中:中は、と〜ってもステキ♪ まるで 居留地のようですネ。しかし エレベーターは遅い・・・・
右:結婚式もできそうな 雰囲気・・・・
← たくさんのオフィスがあるなぁ〜・・・・
コンサルタントの女性は私達と同じ年位の方で、と〜ってもクールで、切れ者って感じだった。
シドニーの大学を卒業されてて・・・なんて賢いのだろう・・
同じ たかだか 1500gの脳みそなのに・・と、養老先生の言葉を借りて、賢いふりをする・・・
それにひきかえ・・・我らは イモくさい格好で・・・子供は行儀が悪く・・・
夫は「履歴書を持参」と前々から言われていたにも関わらず、
仕事柄、どんなにか 格好いい履歴書を作っているかと思えば、朝、ホテルで、
ホテルの便箋に 4行ほど 汚い字で、「○○大学 入学〜卒業 ○○入社 〜退社 ○○設立〜現在に至る 」
て、なめとんのか?って感じのものを提出し・・・
それに住所や、大学での学部位 記入しとけ!!
ホンマに、コンサルタントの先生は、「いったい この人たちは何なの?旅行のついでに来て・・・」と
困惑なさっていたに違いない。 あ〜 恥ずかしかった・・・・
「夢を売る仕事ではあるが、厳しい現実も伝えなければならない」という姿勢の方だった。
家族で、部屋に入室して5分後に 兄妹ケンカが始まったので 私を含む3人は即退場。
何もない廊下で、ドキドキと座っていた・・・日本語の情報誌があったので ず〜っと読んでいた。
40分後、夫は出てきた。なんだか お話が盛り上がったようで、妙に 得たりって感じだった。
コンサルタントは、なんと神戸のご出身で、獅子ケ口をよ〜くご存知なのですって♪ なんだか 少し親近感がわいた。
↓その後、コンビニのネットコーナーで、メールチェック・・・
チケットを、レジにて購入の事とあるから、どんなチケットかと思ったら、メモに3:18 ← 3時18分にレジに行った・・・
と書いて 渡されただけであった・・・
それで終わった時間を引き算して、1分 5セントを掛け算するだけであったxxx多分2分1秒も 2分59秒も同じ値段。
中:お腹のすいた人はまた怪しげなラーメンをホテルで食べて・・・その後 着替えとタオルを持って 海へ。
右:船着場で、大道芸人を見る。アボリジニの笛。感動〜♪ この人は白人ですが、横に アボリジニの方もいた。




↑左:今から 20分ほどフェリーに乗って、ノース地区の 海に。もう夕方で涼しいので 泳げないと思うが・・・
中:フェリーの 後ろの甲板の席に座った。サーキュラー・キーの駅 埠頭が見える。
右:しばらく シティは離れるよ〜♪


↑左:これが観光用でないというのが 驚き・・・観光がてら乗る人、cityから 家に帰宅する人、背広姿の人がいたり、水着姿の人がいたり・・・
右:海沿いに建つ お金持ちの家。ビーチが家の庭状態・・・。シドニーでは、家の値段は 海が見えるか見えないか?海にどれだけ
近いか?などにもよる。
ちなみに不動産は、東京と同じだと思ってよい。今、オリンピック景気以上の、よい景気らしい。今、バブル最盛期だそう。
そこの君。。。知らんでぇ〜〜〜・・・そんな、ええ車に乗って・・・って人が一杯?


↑左:只今、5時40分・・・Manly(マンリー)ビーチにつきました。 マンリーとは「男らしい」という意味です。その名の通り、波が荒く、
北のマンリー、南のボンダイと代表的なビーチと言われております。ここでも鉄人レースがあるようです。
中:ここも大変に 変化した場所のひとつで、美しいお店がたくさんできていました。
本日は大変に風が強く、波も荒れ気味ではあるものの、波もあり、サーファーがたくさん。
ちなみに 砂浜に着いて、ライフセーバーの、たくましいお兄様と写真を写そうと、砂浜を小走りに歩いていたら、
「6時を持って、監視は終了、皆さんも サーフィンには気をつけて」とアナウンスが流れ、撤収して行ってしまったxxx


↑左:う〜ん・・・動物園でも水族館でも、見れなかった こんなにいい亜希の笑顔・・・
日本では、この所 ずっと寒くて、保育所でも、あまり外で、泥団子とか作れなかったもんなぁ〜・・・
子供ってどんな ステキな外国に行ったとしても「日常」が一番 キラキラしているんだろうな・・・・と思い知らされた瞬間であった・・・


↑ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと 団子作りをして・・・波を追いかけて、案の定、こけて濡れて・・・・
あの泣き虫が笑っていた。着替え持っててよかった・・・
幸希は、「海が好き!」なのか? 波の行きつ、戻りつ・・・を見て、大はしゃぎ・・・・
カモメがたくさん いる。かなり人に 馴れ馴れしく 幸希は怖がっていた。
←帰りのフェリーから 見ていた景色・・・綺麗だった・・・
まるでカレンダーのような 景色ですわ・・・・と、うっとりしていたかったのだが、
娘が 隣の奥さんにずっと話しかけていて ややこしかった。
「How old are you? 3? 4?」と聞かれたら ちゃんと 「Four!」と言うてるxxxx
わかってんのか・・・ま、3?4?と聞かれているからねぇ・・・・
しかし「亜希ちゃんは 獅子ケ口から来た!」とかは 通じないぜ。
サーキュラー・キー駅から、程近い、ロックスに行き、
どこで最後の夕食をしようかと考え、
はずれがないから 「フィリップの店」に再び行く事にした。
店長のフィリップは、なぜかいつも お客さんらしき人と飲んでいる。
前も ガーデンのほうで飲んでいたが、今日は、表の立ち飲みのほうで
飲んでいた。
で、「また来たで!」と バギーごと入って行くと、ニコッと笑った。
夫には、ウインクをして(!!!??) サムズ・アップ・・親指をあげる、「イエェ〜高島忠男です」「指圧の心は
母心。ジェット波越」・・いずれも 死語・・・
をしていた・・・
そこで、また 亜希の引き起こすおかしな事と言うか、最後の日にふさわしく、心温まる出来事があったのだが・・・
それも 「東洋的子供」のページに詳しく書いたけど・・・
まったくもって、おのぼりさんというか、スマートという言葉には
程遠い、シドニーでの滞在、最後の日は こうして 過ぎていった。
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