・・・・・・・・・・超おのぼりさん シドニー日記 -Part 8 ・・・・・・・・
またまた ちょっと 一息 ・・・ 『 東洋的子供 』
さて、ここで子供たちの話に触れよう。
幸希は、海外に来たという事がわかっているだろうか?ただ、なんか ワクワク感が伝わって、機嫌は終始、よかった。
幸希は2歳位までというもの、不思議な事に英語が大嫌いで、特に私が少し英語を話すと
「キィ〜」と泣いて、私の髪を力一杯引っ張る・・・そんな事が多々あった。
何故だったのか さっぱり不明。非科学的な事を申すと、幸希がお腹の中で苦しくなり始めた時、
私は「英語の教室を休んだら 生徒さんに悪いのでは・・・」とまず、それを心配した。
子供は2歳位まで、お腹の中の体験を覚えているというが・・・・ま、そんな話はとにかく、英語の中でも別に・・・・何もなかった。
肉は食べれるし、ただ 御飯党の幸希には ちょっと物足りない所もあったかな?
オーストラリア式の信号機が、大のお気に入りで、渡る際は日本の「押しボタン式」的に 必ずボタンを押す。
それが、「ピピピピピ・・・・」と、ず〜っと、カウントダウンの様に鳴って、「キュン!!!」と鳴った瞬間に、信号が変わる。
それが
おもしろくてたまらんらしい。ず〜っと笑っていた。動く広告も多くて、ポスターが、何枚も順番にフレームの中で 変わっていくのも楽しいし、
駅のプラットフォームにも、スクリーンで 広告がずっと流れてるしずっと キョロキョロ・・・
電車も、フェリーも 「おっ!行った、行った〜〜〜」って感じで、幸希は忙しかった。
画像:信号待ちの間さえ、人様に話しかける 亜希。
中央に 奥様がおられます・・・「この帽子、買ってもらったの〜♪」と
言っていた・・・
「beautiful!」とか 言われていたから、お互い通じているのだなぁ・・・
さて、うちの 東洋娘・・・以前から思っていたが、
亜希は中国の かぶり物の人形にすごく似てる・・・・
古い話だけど、ビートたけしが「オレたち、ひょうきん族」でかぶっていたような 中華人形。
まるっきり アジア人の亜希は、皆さんの想像を裏切らず、日本人、外国の方、誰かれかまわず話していた。
もち、日本語で。
たまに通じてる「How old are you? 3? 4??」で 「Four!」とか 指を4にして 言うてた・・・汗
外国の方は、すぐ「Hello」「see you」とか言う。それにもしっかり 答えとる・・・「Bye♪」なんて・・・・汗
そんな調子だし、白人にしたら 見慣れぬアジア人・・・中国人が多いから見慣れているはずだが、今回の活動した界隈では
あまり見なかった。
香港返還を機会にアジア移民の減少か? また移民法が かなり厳しくなっているからだろうか?・・・
アジア人の子供が 可愛かったのか?
外国の人は「ヨーコ・オノ、とても美しい」とか言うではないか・・・←深い意味はありません・・汗
とにかく 「キュート」「プリティ♪」「ラブリー★」挙句の果てに 「ソー・ゴージャス」とか言われていた・・・
「ハグハグさせて♪」(ダッコして チュ〜★)とか・・・
ヤツもなんか ええ気になって、人を見たら 何か言って欲しそうにしてた・・・
コラ!
さて、おもしろかったのは、朝、スタバでコーヒーを飲んでいて、亜希はなんかして、遊んでいた。
私の向かいに座っている、白人の女性が 亜希の方をじ〜っと見て笑っていた。
私の背後だったので、気になって振り返ったら・・・
コーヒーを混ぜる 棒(スプーンではなく、アイスクリームの棒のようなもので混ぜる・・・)を両手に持って、
スローモーションのような仕草で、
ゆったりと振り回し、オーストラリアの 夏にとても 多いハエを 追っていた・・・・
きっと・・・白人からしたら 「オー!ブル・スリー・ガール!!」「ニンジャ・ガール!」とか思っていたのか・・・?

← 左:こういう棒で ハエを追っていたわけです。そりゃ〜 怪しい・・・
目の周りは青いし、格闘の修行中かと思う???
「おじさん 何してるのぉ〜」飛行場にて・・・
おじさんは日本語がわからないので
「コニチワ!サヨナラ!」「ゲンキデスカ?」など、あらん限りのボキャブラリーを連発。
それで、とある日、チャイナ・タウンに行ったのだが、まぁ、ここでは、みんなアジア人だから、珍しくもないだろうと
思っていたが、
飲茶レストランに行くと、女主人が「Oh cute girl!」と、何かと、絶えず、うちのテーブルに来る。
食べる亜希を見て、「Oh,smart & lovely girl」(まぁ、なんて賢くて かわいいのかしら?)
何かとずっと褒めていた・・・汗・・・なんてすごい褒め言葉だ・・・
そのうち、アメを幸希のぶんもくれた。「来年、またうちに来てね♪」とか 言ってくれた。
諸事情で次の日も行ったんだけど、会った瞬間「ワ〜オ!!」と手を引いて、案内・・・亜希ってビップか・・・
そして なぜか、アップルジュースを 1つだけ、持ってきた。なぜに1つ???そして亜希に「For you」ですわ。
おいおい、幸希はええんか・・・ま、ええけど・・・
そして、亜希が 半分位 飲んだ時、もう1つ、もっと大きな コップに入ったジュースを持ってきた。
そしてですな!
なんと、亜希が飲んだ 半分残ったジュースを「For your brother.」(これは お兄ちゃんに♪)と幸希に渡して・・・
新しく、大きなジュースを亜希に渡していた・・・・
私らも、「それは、あんまりだ!」とも いう事もなしに・・・笑っていたが・・・謎の行動・・・
そして 昨日と同様、アメをくれて、「これは明日のヨ」と 合計4つくれた。これは幸希のもあるのだな。
そして、亜希に自分の名前入りの名刺を渡していた。「Remember me」とかなんとか言うて・・・
明日は帰国という最後の夜には・・・・
私達は再び、フィリップの店に行ったのだが、ここで、お隣に白人の2組のご夫妻が座った。
白人はたまに 黄色人種を嫌う人がいるので、少し ドキドキするがにこやかに私達をご覧だった。
そこで1人の男性が「英語ができますか? 少し いいですか?」と言った。
「少し」と言いつつ、何だろうと少しドキドキした。「お子さんが、本当にかわいいです。」と言われた。
私達は腹ペコで、野蛮に食べていたから 恥ずかしかった・・・一組は、オーストラリアの田舎のほうから
きたご夫妻、
シドニーはよく来られているよう。も一組はイギリスから来られたそうだ。
幸希と亜希の年を尋ねられて、言ったら、亜希のほうが年上に見えると言われたので、
この子はは
ハンデイキャップなんだと、すっと口から出た。
「おぅ、そうか」で終わったが、幸希を見て、「今、彼はハッピーか?」と
言った。
「肉が大好きだから ハッピーだろう」と言った。
その後、日本はどこかと聞かれて、「神戸の近く」と言ったら、神戸がわからなかったらしく、「大阪の近くだ」と説明したら
「オウ!オオサカ!! We've been to Osaka & Sasebo」(オオサカと、サセボに言った事ある!)と言っていた・・・
サセボに行く人って珍しいな。
で、もう 挨拶して立ち上がろうとしたら、亜希はまだ「肉! 肉!!」と言って 口を開けていた。
それが、彼らには バカウケで、
「You must be taller than your mother tomorrow!」(明日はママよりおおきくなってるぞ)
「オ〜〜、you gonna be a Sumo レスラー!!」(そしたら スモー・レスラーになるにちがいない!)
と大盛り上がりだったxxxxx
なんだか 心が フツーに 和やか〜♪な 笑いで満ちた。
と同時に、とりあえず、やっぱり日本人は、ニンジャとスモウなんだなぁ〜・・・と思った。

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